樋口裕一氏 インタビュー
ヴァーグナー 西洋近代の黄昏
■ インタビューを聞く (2010.2収録) ■ パーソナリティ:御代田悟
【著 書】
ヴァーグナー ~西洋近代の黄昏 西洋近代の黄昏
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【著 者】樋口 裕一 (著)
【出版社】春秋社
【価 格】¥ 2,625
【書籍の内容】
《書き方・話し方》の第一人者が初めて書き下ろした、作曲家ヴァーグナーの音楽と思想とは――。
著者は、語る。
「この試みは、ヨーロッパ精神の背景を描き出すと同時に、ヴァーグナーの精神を解きほぐし、近代の考え方の根本について肉薄するヒントになるはずである。そしてまた、あれほど豊穣であったヨーロッパ近代のクラシック音楽が『現代音楽』と言われるものになり、聞き手を失っていった背景を描き出すものにもなるはずである」(本書「序」より)
かくして本書では、数十年来のヴァクネリアンを自負する著者積年の思索の成果がみごとに開花し、ヴァーグナーについて、また、西欧近代文明の本質について、驚くほど分かりやすく、かつ、エキサイティングな叙述が展開されている。
ヴァーグナーに興味のある方もない方も、西洋音楽や文化に関心のある、すべての方に贈る注目の一冊。
(出版社サイトより)
【プロフィール】
1951年、大分県生まれ。250万部のベストセラーになった『頭がいい人、悪い人の話し方』のほか、『ホンモノの文章力』などの一般書、『ぶっつけ小論文』『読むだけ小論文』などの小論文参考書、『笑えるクラシック』『頭がよくなるクラシック』などの音楽入門書、『究極のバッハ力』などの企画CDがある。