ラトナ サリ デヴィ・スカルノ氏 インタビュー
デヴィ・スカルノ回想記 栄光、無念、悔恨
■ インタビューを聞く (2010.12録) ■パーソナリティ:主藤孝司
【著 書】
デヴィ・スカルノ回想記 栄光、無念、悔恨
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【著 者】 ラトナ サリ デヴィ・スカルノ (著)
【出版社】 草思社
【価 格】 ¥2,100
【書籍の内容】
東京青山の利発な大工の娘が、来日中のインドネシアのスカルノ大統領に見初められ、日本人女性として初めて外国の国家元首の夫人となる。やがて来るクーデターと大統領の死、その後はパリ、ニューヨークで半ば亡命生活を送る。激動の現代史の生き証人である著者が綴った、稀に見る興味津津の回想記。
(Amazonより)
【プロフィール】
ラトナ サリ デヴィ スカルノ
訪問中のインドネシア共和国独立の指導者であるスカルノ大統領と出会い、 同年11月にジャカルタで結婚。旧イ友交協会名誉会長に就任、両国の文化交流、親善に努める。
初代インドネシア大統領スカルノ、ジャカルタで逝く。
その後、夫人は幼いカリナ嬢を連れてパリに亡命。
社交界の華と賛美され、“東洋の真珠”と呼ばれる。
10年間インドネシアで事業に専念した後、ボストンに留学していた カリナ嬢の卒業を待って、1991年にニューヨークに移住。
UNEP(国際環境計画)の為のボランティアとして熱帯雨林の保護、 消えゆく生態の保護、先住民の権利と生活の促進、人間社会環境の改善に努め、 自身で書いた野生の動物、鳥、魚の絵等の水彩画37点を93年の慈善オークションに出品 し、$100,000をUNEPに寄付する。
また会社を務めるインペリアルビザンチン慈善事務局から、これまでに日本赤十字社に 1,575万、難民を助ける会に2,475万円、スペシャルオリンピックスに100万円を寄付する。
N.G.Oアースエイドソサエティを設立。
北朝鮮の赤十字社に60トンの精米を寄贈。
パキスタン赤十字にカシミール地方の地震災害者の為に、2556枚の毛布と3500人分の防寒着 を寄贈する。
日本においては、全国ネットの数多くのTV番組に出演し、 全国各地で環境問題をテーマに講演会を行うなど多岐きわたり活躍されている。
またニューヨークのイブラ・ミュージック・ファンデーションの名誉会長として毎年、 コンサート・ピアニストとオペラ歌手コンクールの優勝者達に奨学金を与え、 カーネギーホールにてコンサートを開いている。
今後も環境問題、特に破壊されゆく地球保全、そして政治にそれぞれの国の文化と歴史 ・伝統を重んじながらその国の人々の心と精神を反映させることの為に尽くしていきたいと 考えている。そして、人間社会環境に愛がいかに大切な事か説きたいと思っている。