横山泰行氏 インタビュー
「のび太」という生きかた―頑張らない。無理しない。
■ インタビューを聞く (2011.9収録) ■パーソナリティ:畑哲郎
【著 書】
「のび太」という生きかた―頑張らない。無理しない。
(amazonへリンク)
【著 者】 横山泰行 (著)
【出版社】 アスコム
【価 格】 ¥1,260
【書籍の内容】
■ダメダメなのび太が
“あんな夢、こんな夢”を叶えたワケ
ドラえもんの短編25巻の『のび太の結婚前夜』で、
のび太との結婚に不安になったしずかちゃんに対し、
彼女のパパはドラえもんマンガ史上もっとも心に響く
アドバイスをします。
「のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。
あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。
それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね」
この話しを聞いて、しずかちゃんは
のび太との幸せな結婚生活を確信し、結婚式に臨みました。
のび太は勉強はクラスの最下位。
野球の打率は0.01でスポーツも苦手のまったく冴えない男の子。
ジャイアンやスネ夫はもちろん、地域の子たちからいじめられることもしばしば。
ママや担任の先生からもしょっちゅう叱られています。
そんなのび太がゆくゆくはクラスのマドンナ・しずかちゃんと結婚し、
映画では、大活躍してヒーローになります。
困ったことがあると、誰かが助けてくれる。
どうしてのび太は、努力もせず、人生の「勝ち組」になれたのでしょうか?
ダメな奴の代名詞だったのび太が、
将来、次々に夢を叶えることができたのはなぜでしょうか?
そんなのび太のように、
頑張らない、しがみつかない、ゆるく生きる、
でも人生を楽しみながら夢を叶えるコツを
本書『のび太という生きかた』では解き明かしていきます。
(Amazonより)
【プロフィール】
横山泰行(よこやま・やすゆき)
1942年岐阜県生まれ。1976年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。フルブライト交換留学生(ペンシルバニア州立大学)。現在、富山大学教育学部教授。生涯スポーツ専攻。教育学博士。ドラえもんアナリスト。登場人物が夢や悩みなどにどのように対応し、解決したかを考え、人生を豊かにする創造的営みを模索する「ドラえもん学」を研究。
1999年4月、富山大学にて単位認定のない自由参加型ゼミ「ドラえもんの世界」を開講。ドラえもんの誕生日である、同年9月3日にホームページ「ドラえもん学コロキアム」を開設し、「ドラえもん学」を宣言。2004年6月、高岡市中央図書館と富山大学研究室に、1344点の雑誌初掲載時の作品のコピーと初版の単行本を置いた、「ドラえもん文庫」を開設。主な著書は「ドラえもんの謎」(渡部昇一共著・ビジネス社刊)。
(Amazonより)